
シンボルツリーとは、住まいの”顔”になる象徴的な木のことです。
1本あるだけでを外観をぐっとおしゃれに引き立ててくれます。
ある場合とない場合では、家の雰囲気が大きく変わる為、個人的にも、外構づくりを考える際にはぜひ取り入れてほしい存在です。
また、場所によっては外からの目隠しになったり、プライバシーを守ってくれたり、日差や風を和らげるたりする効果もあります。そこで今回は、今人気のシンボルツリーの中から、はじめての方でも育てやすく、お手入れがラクな樹木をピックアップしてご紹介していきます。
「植栽はハードルが高そう…」「お手入れが大変そう…」
そんな方にも安心して選んでいただけるように、常緑樹と落葉樹に分けて、それぞれおすすめの3選をまとめました。シンボルツリー選びに迷っている方の参考になればうれしいです!
常緑樹おススメ3選
①常緑ヤマボウシ

美しい白い花が咲くことで知られるヤマボウシは、定番のシンボルツリーとして高い人気があります。
一般的にはヤマボウシは落葉樹ですが、近年は常緑ヤマボウシが選ばれています。
初夏には白い花が咲き、秋には赤い実をつけ、一年を通して光沢のある美しい葉を楽しめるのが魅力です。また、寒暖差がある環境では葉がほんのり色づき、紅葉を楽しめる場合もあります。自然と樹形が整いやすいため、年に一度のお手入れで美しさを保てるので、はじめてシンボルツリーを取り入れる方でも安心して選ぶことができます。
比較的害虫被害は少ないですが、まれにアブラムシが発生することがあります。発生しやすい時期には、薬剤などで早めに予防しておくと安心です。
夏の日差しにも強いのですが、耐寒性はさほど強くないので、ヤマボウシに限らず、樹木を丈夫に育てるためには、風通しや水はけ、日当たりの良い環境が重要です。
通風が悪いと葉が乾きにくくなり、カビ由来の病気が増えたり、アブラムシなどの害虫が発生しやすくなるため、植える場所選びも重要です。
②オリーブ

「平和」「安らぎ」といった縁起の良い花言葉を持ち、シンボルツリーはもちろんお祝い用や室内インテリアとしても人気の高い樹木です。
スモーキーな色味が特徴で細長い葉とすっきりとしたシルエットは、オリーブの人気のひとつ。お家全体を洗練された印象にしてくれます。
耐暑性・耐寒性にも強く日本の多くの地域でシンボルツリーを楽しむことが出来ます!
剪定回数も少なく年一回ほどですむのも嬉しいポイントです。
③ソヨゴ

風に揺れると葉がこすれて音を立てる、軽やかな雰囲気のソヨゴ。
6月頃に小さな白い花が咲き、雌株のみ秋に赤い実をつけます。実を楽しみたい方は、受粉のために雄株と雌株を近くに植える必要があります。
一方で実は野鳥の好物のため、鳥が集まり、落ちた実やフンで地面が汚れてしまうことがありす。「実は不要」「庭を汚したくない」という方には、実がならない樹木を選ぶと安心です。
また、カイガラムシがつきやすい欠点があるので、5〜7月頃は注意し、見つけたら早めに薬を撒いたりすることで対処ができます。
ある程度の日影でも育つため、日当たりに左右されにくく取り入れやすいソヨゴ。
成長がゆっくりで、こまめに剪定をしなくても自然にまとまるため、お手入れがしやすいことも人気の理由です!
落葉樹おススメ3選
①アオダモ


ここ数年、シンボルツリーとして圧倒的な人気を集めているアオダモ。
幹から枝先までが細く繊細で、全体のシルエットはとてもスタイリッシュ。背の高いサイズを選んでも圧迫感が出にくく、建物とのコントラストが美しく、外観をぐっと引き立ててくれます。
成長は比較的ゆるやかで、自然な樹形を活かして楽しめるため、剪定の手間が少ないのも魅力のひとつ。害虫の被害も少なく、はじめてシンボルツリーを取り入れる方にもおすすめの樹木です。落葉樹のため冬には葉を落としますが、葉のない季節こそ枝ぶりの美しさが際立ち、存在感を放ちます。ぜひ取り入れていただきたい樹木です!
②ジューンベリー

春に白い花が咲き、初夏に赤い実が実り、秋には美しく紅葉するジューンベリー。四季の移ろいを楽しむことができるので、シンボルツリーとして人気です。果実は生で食べることもできますが、ジャムや果実酒などに加工して味わえるのも、魅力のひとつ。
ただし、実が色づく頃は鳥に狙われやすいため、防鳥ネットの設置や早めの収穫など、簡単な対策をしておくと安心です。
自然に樹形が整いやすく、こまめな剪定が必要ないため、はじめての方でも管理しやすい樹木です。
③サルスベリ

サルスベリは、和名を「百日紅(ひゃくじつこう)」といい、その名の通り、初夏から秋頃に長く花を咲かせる樹木です。
真夏の強い日差しの中でも鮮やかに咲き続け、シンボルツリーとしても存在を放ちます。赤・白・ピンク・紫と花色も豊富で、花の鑑賞も楽しめまるのが最大の魅力!夏を感じたい方に、おススメの樹木です。
またサルスベリの幹はなめらかで美しく、光の加減で、幹の質感を楽しめるのも魅力のひとつです。
近年では光沢のある黒葉と花色のコントラストがおしゃれな「ブラックパール」という新しい品種も注目を集めています。
耐暑性・耐寒性に優れ、比較的害虫にも強いサルスベリですが、うどんこ病には注意が必要で、冬の落葉期に枝が混み合わないよう剪定を行うことで予防でき、毎年美しい花を楽しめます!
樹木の特性や環境に合ったものを選べば、気負わずに楽しむことができます。
今回ご紹介した樹木が、シンボルツリー選びのヒントになればうれしいです。
住まいや好みに合った木を選び、日常に緑を取り入れてみてください。















